二浪医大生の雑記

日々感じたことをつらつらと

数学が出来るようになるためには

自分もね

数学苦手だったんだよほんと。

 

 

 

中学から高校で一番難しくなるのは数学だと思う。

 

 

 

他の科目って結構地続きな感じあるんだよね。

英語なんか新しく習う文法なんてほぼないし、国語なんか古文漢文をちょっとやるくらいで理科社会も基礎はやってたんだなって感じ。

 

 

ただ数学。

いきなり抽象的な話になる。

もはや数字を扱ってる感覚なし。

目に見えない世界突入。

 

高校時代全然真面目に勉強してなかったから、ⅡBのセンター試験で俺2点とか取ったことあるもん笑

 

てな感じで、医学部合格のためには、数学をなんとかせにゃぁいかんなって状態だったから色々試行錯誤しました。

 

今日は、数学ってどうやったら成績が上がるの?っていうのの大まかなところやイメージをお伝えしようと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

数学って、たくさんある引き出しの中から正しい引き出しを素早く見つけて、素早く開けて、要求されたものを組み合わせて全部相手に提出するイメージなんだよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こいつなに言ってんだって感じだよね笑

説明します笑

 

 

①、基礎問題を解くこと=引き出しを増やすため

これをやらないとそもそもどういうアプローチで問題を解いたらいいかわからないから、自分の中の解法を増やすために一番重要。

いわゆる解き方を知るということ。

 

 

②、①を反復すること=引き出しを素早くあけられるため

試験時間が限られてるから素早くは必須。またここで手間取ってると、思考の為の脳のキャパがここに割かれちゃう。

あとは、ここが素早くできない人は、他の引き出しもガタついて開かないから解答に必要な手順が全て出揃わない。

 

 

③標準問題を解く=開ける引き出しの組み合わせ方を知るため

基礎問題から一つレベルが上がった標準問題は、基礎問題の解き方を組み合わせたものが多い。

例えば、微分して、接点求めて、与えられた条件からもとの式の定数aが出せるとかそんな感じ

一つ一つは基礎問題とかでやってること。

 

 

④応用問題を解く=その問題特有の引き出しを作るため

応用問題の中には、もうこの問題この解法しかないんだよねみたいなのが出てくる。

しかもそれ、今までの方法とアプローチが全く違う。(とっかかりが特殊なだけで、一つ進めばいつも通りだったりもする。)

そいつを倒すため専用の武器みたいなイメージ。

 

 

 

④は出題頻度が低かったりとか、超難関大学じゃなきゃいらないから、普通は①から③で十分。

俺も④の問題をやった記憶はほとんどない笑

 

 

なので①から③の比率を自分の状況によって調節して、がしがし問題を解いてください。

俺は二浪の秋冬でも必要とあれば①の段階に戻ったりしてました。

 

極論を言うと、基礎と標準問題ができれば合格するんだよね。

だって6割取れればいいし←赤本で合格点確認してね笑

 

難しいと思っても手順がすごく多いだけで、基礎と標準の組み合わせじゃんってパターンがほとんど。

 

 

 

なので数学が出来るようになりたければ、基礎問題と標準問題を引き出しがスムーズに開くまでやってね。

 

覚えるっていうよりも、体に染み込ませるイメージ。

 

問題を見たときに、あーーーあれとあれとあの引き出しを開けてそれを組み合わせれば出来上がりね、ってゴールまでの道のりが、するする出てくるまでになってください。

 

 

 

そうなると問題解くのが怖くなくなるのよ。

つまったときに、さあどう料理してやろうかっていう勝者の余裕が生まれてくるし、解けたときの快感ヤバい笑

 

 

 

みんな、焦って基礎ができる前に標準応用問題に手をつけちゃうんだよね。

それで解法見てあーってなるけど、模試になるとまた解けない。

 

もったいない。

その時間あったら、微分がもうちょっと早くできるようになる方がよっぽど大事。

 

できる人はほんと接点求めるのクソ早かったりする笑

 

 

それと人間忘れるので、反復してください。

数Ⅲまでようやく終わったと思ったら、あれ接弦定理ってなんだっけみたいな笑

 

ほんとこれって時間かかります(^^;

自分が数学に自信を持てるようになったのは二浪目の夏を過ぎてからだったなぁ。

なので、諦めずに根気よくやってください。

 

 

 

長くなったので、まとめると

基礎、標準問題を体に染み込むまで何度も反復練習してください。

 

 

 

 

 

すんげーふつー笑

 

 

 

 

 

 

けど近道はないです。

難しい問題をやる必要はありません。

基礎標準でいいんです。

素早く引き出しが開けるようになってください。

そうすると見える世界が変わるはずです。

 

 

 

じゃあ具体的にはなにやればいいのさ

どのペースでどの問題集をやればいいのさ、っていうのはまた明日笑

 

もったいぶってるわけじゃなくて、長過ぎになっちゃうからね

 

 

 

ほんならまたね

 

 

 

医学部の1日

ある1日(3年生)

 

8:00 起床

8:40 授業開始(医学部時間割り)

12:10 午前の授業終了

13:00 午後の授業開始

16:10 午後の授業終了

17:00 アルバイトorサークル

21:00 帰宅、テレビ読書等

24:00 就寝

 

大体こんな感じ。

土日は遊んだりとかバイトしたりとか

 

1、2年生は空きコマが多くてもっと自由時間多かったけど、今もそこそこ時間に余裕はある。

 

 

 

普段から毎日勉強してる人は学年で10人位かな(1学年120人)

 

なのでみんなテスト前に一週間から1ヶ月位勉強する感じ。

それも受験期みたいに8時間とかはやらない笑

4,5時間とかかな

 

なので、世間が思ってるほど勉強はしてないです←ごめんなさい笑

 

 

 

結構バイトとかサークルとかみんな楽しんでます。

 

ちなみに、医学部は運動部(医学部サッカー部みたいなやつ)がものすごく盛んで、週4とかで活動。

医学部だからとかって思ってたけど、かなりレベル高いです笑 

 

 

 

 

今はまだ3年生なのですが4年生の後期から病院実習が始まるので、そうなるともう普通の大学生活はさようなら。

 

その時にはまた1日の生活を書きますねー

 

ほんならまたね

 

東京医科大学裏口入学及び得点調整

医学部入試に裏口入学があるってのは、長く受験勉強してれば聞いたことあると思う。

医学部専門予備校の中にはその斡旋をやってるとこもあるって聞いたことあるし···←いやアウトだろ笑


あとは大学によって女子に厳しいとか多浪、再受験に厳しいとかっていうのがもっぱらの噂としてある。
←あくまで噂だよ笑

でも受験校を決めるときには真剣に考慮にいれるよね。

なので、これらは医学部受験生にとっては、かなり常識。






で、今回の東京医科大学

親が卒業生かどうかで点数が····とかは聞いたことあった笑
女子、多浪に点数調整ってのも、まああってもおかしくないよねって。

そしたら今回裏口入学がばれちゃった。
芋づる式に点数調整も公になっちゃった。

あらら笑











裏口入学がばれたらニュースになるのは当然。


でも、今回再認識させられたのは点数調整してたらそりゃダメだよねってこと。




元医学部受験生としては
ここは多浪に厳しいとか、面接点で調整してるとか当たり前に受け止めてた。

疑問にも思わなかった。
というよりも医学部受験をする過程で疑問に思わなくなっていった。

そんな噂があるところは受けなきゃいいと思ってた。

これって世間の常識とかけ離れてる。

これだから医者は世間知らずって言われるんだろうね笑。







多分これ、よその大学もやってるよ。

国立私立問わずに、全国の大学の身辺調査をやった方がいいと思うんだけどな。

っていう感じで、はたしてマスコミは動いてくれるのかな?笑




そしてもうやめようよ




どうしてもやりたいって言うなら、入試要項に書きな。
そしてマスコミに叩かれればいい笑


受験はフェアであるべき
こんなの当たり前。


医学部入試の闇と、自分が世間からズレ始めていたことを認識したニュースでした。



ほんならまたね

現役生は伸びるって本当?

皆さん一度は聞いたことあるんではないかというタイトルの言葉。

私もよく聞きました、浪人時代に笑

 

これ聞くとあせるんだよねー

 

 

え、まじで!?

伸びないでよって笑

 

 

でも大丈夫!

この言葉自体は本当なんだけど、そんなに気にするほどでもないよって話

 

 

 

 

 

 

 

どういうことか

 

 

 

 

 

 

 

それは、浪人生と現役生は今いるステージが違うということ。(ちゃんと勉強してる浪人生が前提ね笑)

 

 

 

 

 

勉強してるとね、一気にガッと成績が伸びる瞬間が何回かあるんだよね。

伸びるというか次のステージに行く?

それこそガウス関数的に。


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自分の感覚だけどこんな感じに伸びる←超主観

 

偏差値55過ぎると伸び悩んでくる。

そんでまたガッと伸びて、平行線。

 

 


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現役生は①、浪人生は②にいる人が多いと思う。

 

 

つまり現役生はやればやるほどガンガン伸びるステージに、浪人生は勉強してもあまり伸びず、ある日急に結果が出るようなステージにいるということ。

 

しかも表を見てもらったらわかるけど、偏差値って上がりづらくなる。

偏差値を10あげる勉強量が圧倒的に増える。

要するに、追いかけてもなかなか追いつかない。

 

 

 

 

だからあまり気にしなくていいよ。

君はもう彼らとは違うステージにいるんだから。

 

もちろんすごく勉強できる現役生とかは②にいる人もいるし、あまり勉強してない浪人生は····

 

 

 

だけど、君の努力は簡単には抜かされないから大丈夫。

あせらず毎日コツコツね。

 

じゃあまたね

 

自己紹介

はじめましてー

 

私は現在国立大学の医学部で3年生。

二浪してたりします。

 

医学生しか知らない情報や単に大学生として感じたこと、受験生に向けた入試情報など、いろんなことを雑多に書いていきたいと思ってる次第でございます。

 

どうぞゆるっと見てってください( ・ω・)ノ

 

それではまたね